変形性股関節症の訪問鍼灸・マッサージ/宝塚市訪問専門『おかだ鍼灸整骨院』

2018年09月5日

変形性股関節症とは

二足歩行を行う人類にとって骨盤と大腿骨頭で構成される股関節は、左右の2点で全体重を支える非常に重要な部位だと言えます。股関節には立った状態でかかる体重の負荷や、歩行や走行などに代表されるあらゆる二足歩行の動作によって発生する衝撃エネルギーなどが集中する過酷な環境下にある関節だと言っても過言ではありません。

関節運動を滑らかに行うための軟骨に破壊や変性などのトラブルが生じるのが、変形性股関節症です。関節症とはいっても一般的な関節症とは異なり特に炎症を起こすことはありませんが、変形性股関節症は進行性の病気で関節の骨が擦り減ったり変形する関節自体の変形が発生します。

一般的に加齢と共に症状が悪化しますが、変形した股関節は人口関節に置き換える以外の処置では例え外科的処置を行ったとしても患部が復元するものではなく定期的に医師の診察を受け、必要に応じた処置を受ける必要があります。

変形性股関節症は決定的な発症因子が存在しないまま股関節軟骨の老化によって発症する一次性のものと、先天的・後天的を問わず明確な因子によって発症する二次性のものの2つに分けられます。

国内での発症例の大多数は二次性のもので、男性よりも女性の発症率が高い傾向にあると言われていますが、高齢化社会への変貌と共に一次性の変形股関節症の発症率も認められてます。

変形性股関節症の症状と注意する点

変形性股関節症の症状は股関節や鼠径部に影響し、立ち上がる際や歩行開始時に痛みを感じます。またしゃがみ込む姿勢や正座をすることが困難となるケースや症状が進行すると階段などの昇降運動が困難となるケースも少なくありません。

変形性股関節症が進行すると就寝時に痛みを感じるようにもなり、睡眠不足の原因になりかねません。股関節に痛みを感じることでADL(日常生活動作)が著しく制限され、運動機能が低下することで体力の低下や認知症の発症・症状の進行の引き金となる可能性も存在します。

変形性股関節症の直接的な症状よりも二次的に発生する問題がより深刻であると考えられるのは、股関節が二足歩行を行う人類にとって非常に重要な部位であるということが大きく影響していると言えるでしょう。

変形性股関節症の治療方法として筋力や関節の運動機能の向上や患部への負担を減少させるために行う保存療法と、患部に外科的な処置を施す手術療法があります。人工関節に置き換えるなどの手術療法を行った場合は、寝たきりの状態にならないように適切なリハビリを行う必要があります。

変形性股関節症のリハビリ

全体重を支えながら歩行や走行などの運動に重要な役目を果たす股関節には、22種類もの筋肉が関係します。人体の中でも大きな筋肉が関係することから、変形性股関節症のリハビリは筋力の増強と共に筋肉の柔軟性を取り戻すことに重点をおいて行われます。

筋力の増強にはマシントレーニングや水泳、水中歩行などが効果的だと言われています。太ももの表の大脚四頭筋や裏側のハムストリング、臀部の大臀筋や腸腰筋などの筋肉を鍛えることが有効的ですが、関節に負担のかからない方法で行う必要があることから専門家のサポートのもとで行います。

また上記の筋肉に柔軟性を取り戻すことで股関節への負担が軽減することから、これらの筋肉のストレッチを行うことが変形性関節症のリハビリには有効となりますが、やはり関節に負担がかからない方法で行う必要があるので専門家の指導を仰ぎましょう。

肥満による股関節への負担は変形性関節症の原因の1つに挙げられています。体重を落とすことで股関節への負担が軽減することから、変形性股関節症のリハビリプログラムにはダイエットが含まれるケースが多く見られます。

大きな筋肉を運動やストレッチで刺激することで、基礎代謝が向上し結果的にダイエットに繋がる効果もありますので変形性股関節症の症状改善のためにリハビリは大きなウェイトを占めていると言えるでしょう。

変形性股関節症の鍼灸マッサージ

変形性股関節症に対する鍼灸治療の効果として、沈痛作用の大きさが挙げられます。しかし患部の痛みをかばうために無意識のうちに歩行姿勢などの姿勢が崩れ、全体的に体のバランスを損なっているケースが少なくありません。

変形性関節症が発症するまでと比べると筋肉の使い方が変わってしまい、筋肉が緊張状態を起こすことで症状が悪化しているケースも存在することから、鍼灸治療や鍼灸院で施術するマッサージによって筋肉の緊張状態である凝りをほぐすことは変形性股関節症の症状を緩和するのに非常に効果的に働くと考えられています。

変形した股関節を鍼灸治療で修復することはできませんが、鍼灸治療は沈痛や多くの筋肉が関係する股関節の周辺環境を整えることでリハビリをサポートするという変形性股関節症治療に欠かすことができない治療の1つだと言えます。

変形性股関節症によって失われてしまった本来の体のバランスを取り戻すことが、変形性股関節症を発症した後に求められます。多くの神経や筋肉に直接働きかける鍼灸院の鍼灸治療を変形性股関節症の治療に取り入れてみてはいかがでしょうか。

おかだ鍼灸整骨院では積極的に変形性股関節症に対する鍼灸治療を行っています。宝塚・川西・伊丹エリアなら変形性股関節症ケアのエキスパートが自宅や施設への訪問治療を提供し鍼灸治療を行います。

おかだ鍼灸整骨院
住所:兵庫県宝塚市売布東の町11-5
電話:0797(20)6756
受付時間:09:00〜12:00(月〜土)、15:00〜22:00(月〜水・金・土)
休診日:木曜日の午後と日曜日
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公式サイト:http://okada-homon.com/

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