大腿骨骨折後遺症のリハビリマッサージ

このようなお悩みはありませんか?
  1. 関節が固まるのが心配
  2. 筋力が落ちて寝たきりを防ぎたい
  3. 少しでも自分で動けるようになりたい
  4. 転倒しないようにリハビリしたい
  5. 家族に負担をかけたくない

大腿骨骨折とは

腰とひざを繋ぐ大腿骨は人体のなかで、最も長く大きな骨で股関節部分から膝に向かって骨頭部・骨頚部・転子部・転子下で構成され、左右の2本でしっかり体重を支えられるように体積も大きく頑丈な骨です。

丈夫で骨折しにくい骨ですが、股関節に繋がる骨頚部が骨折する「大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)骨折」や転子下の骨幹部が骨折する「大腿骨転子下(だいたいこつてんしか)骨折」の受傷は増加傾向にあります。

若年層の受傷原因は交通事故やスポーツの接触プレイなどで外部から強い衝撃を受け頸部や転子下に受傷するケースが多く、高齢者は転倒や段差に躓いた衝撃で頸部を負傷するケースが多いと言えます。

また年齢を重ねると共に骨密度が低くなり骨は脆くなりますが、寝たきり状態の高齢者が寝返りを打ったり、おむつ替えの介助で足を持ち上げたことで骨折する受傷例も存在し大腿部骨折の受傷数が増加しています。

大腿骨骨折を受傷すると立ち上がることや歩くことができなくなりますので、転倒した高齢者が動けなくなっている場合は大腿骨骨折を疑うべきだと言えます。

大腿骨骨折の治療は外科的処置である手術とリハビリが必要となりますが、他の部分の骨折よりも身体機能の低下に大きく影響を及ぼす可能性があるので、股関節の付け根に痛みなどの違和感を感じた場合は医療機関で受診することをおすすめします。

骨折の画像

大腿骨骨折の症状と注意点

既にふれたとおり受傷リスクは若年層から高齢者まで世代を問わず存在しますが、特に骨粗鬆症が進行した高齢者や女性に多く見られる傾向があり大腿骨骨折は手首の橈骨遠位端骨折、肩の付け根の上腕骨頚部骨折、 背骨の脊椎圧迫骨折と並ぶ4大骨折に含まれます。

大腿骨骨折を受傷すると患部を中心に強い疼痛が生じ歩行困難や筋肉に激痛を感じるなどの症状が引き起こされますが、痛みは骨折状態によって異なり骨にひびが入る不全骨折では強い痛みではなく違和感を感じるケースが多く、非常に強い痛みを伴う場合は骨が完全に折れる完全骨折が疑われます。

大腿骨骨折を受傷した場合は患部には強い衝撃や体重などを乗せる荷重をかけないことが重要ですが、不全骨折など受傷が軽度であると大腿骨骨折であることに気付かず歩いて病院や鍼灸整骨院を訪れるケースもあり、症状悪化の原因となるので違和感を感じた場合は患部に負担をかけない移動手段を利用することをおすすめします。

また大腿骨骨折は他の骨折よりも安静治療が求められ治癒までに多大な日数が必要となるので特に高齢者が受傷した場合は治療を行っているうちに運動機能の低下・肺炎・膀胱炎・床ずれなどを併発するケースが珍しくありません。

また安静治療の影響で認知症の症状が大きく進行する可能性も低くないから、大腿骨骨折は骨折そのものよりも治療中に引き起こされる、二次的な病状に注意するべきだと言えるでしょう。

周りに高齢者が「長期間、股関節周辺や太ももの痛みや違和感が取れない」と訴えている場合は大腿骨骨折の受傷を疑い医療機関で医師の診察やレントゲン・MRI検査など受診することを強くおすすめします。

大腿骨骨折治療とリハビリ

大腿骨骨折には骨の中心部に金属棒を打ち患部を固定する「髄内釘固定」や患部に金属製プレートをあてネジ固定する「プレート固定」、開放骨折や粉砕骨折には骨にワイヤーやピンを打ち込み患部を皮膚の外側から固定する「創外固定」などの外科的処置が施されます。

手術後は患部が動かないように太ももを釣り上げた状態で固定する保存療法や牽引療法、ギプス固定などを受け療養し患部の治癒状態を見計らいリハビリが始まりますが、通常患部に体重をかけられない状態になっているので患部に体重を乗せるリハビリからスタートしリハビリは一般的に次に挙げるスケジュールで行われます。

  1. 手術後1~2日:臥床訓練開始
  2. 手術後3~5日:車椅子移動、歩行訓練開始
  3. 手術後10~15日:杖歩行訓練開始
  4. 手術後15~25日:T字杖の使用で退院
  5. 退院後2~3ヶ月:リハビリ通院
  6. 退院後半年~1年ごとの定期検診
出来るだけ早くベッドから起き上がれる様にすることがリハビリの第一歩です。

筋力や運動機能の低下を予防するため、術後はできるだけ早くベッドの上で起き上がれるようにすることが大腿骨骨折のリハビリの第一歩だと言えます。

鍼灸整骨院の鍼灸・マッサージの併用は大腿骨骨折のリハビリに効果的

鍼灸治療やマッサージで骨折自体を治癒させることはできませんが、鍼灸治療の刺激によって血流を促し患部付近の筋肉の緊張を緩和させる効果や、マッサージによる血行促進効果は大腿骨骨折の治癒を促すことが期待できます。

特に大腿骨骨折の治療やリハビリが終了したあとに後遺症が残り骨折前の状態を完全に取り戻すことが難しい場合なども、鍼灸治療やマッサージを受けりことで症状が改善されるケースも珍しくないので、病院の治療とリハビリで残念ながら効果を得られなかった患者様には鍼灸整骨院の利用をおすすめします。

運動機能が大きく低下する大腿骨骨折は患者様のADL(日常生活動作)を大きく低下させますが、鍼灸整骨院で施術する鍼灸治療は全身に分布する知覚神経を刺激し脳内の中枢神経を介して痛みを和らげ、治癒に有効であることがWHO(世界保健機関)にも認められています。

また、リンパ線や血管などの循環器を刺激し内臓に働きかけお通じなどの生理機能改善を行うことやストレッチや関節の可動範囲拡大などのサポートを行なうことで、鍼灸整骨院は医療機関での治療だけではケアすることができないADLの向上をサポートします。

おかだ鍼灸整骨院にご来院いただければ鍼灸師・柔道整体師の国家資格有資格者で、深い知識と豊富な経験を持つ専門家が患者様ごとに異なる大腿骨骨折による症状に合わせた最適な方法で患者様と共に症状緩和に向き合いながら施術を行います。

またおかだ鍼灸治療院は訪問施術を行っていますので鍼灸治療やマッサージを利用したくても患者様が歩行困難の状態で鍼灸治療院まで出向くのが困難な状態の場合でも、宝塚・川西・伊丹・尼崎・西宮エリアであればご指定の場所に鍼灸師・柔道整体師が伺って施術を行います。

宝塚・川西・伊丹・尼崎・西宮エリアにお住まいで大腿骨骨折の効果的なリハビリをお考えの患者様やそのご家族の方は、ぜひ一度おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。

訪問はり・きゅうマッサージ
お問い合わせはこちら
  • 電話番号
  • LINE予約

施術中はお電話に出られない場合がございます。
お手数ですが、留守電にメッセージ(お名前・お電話番号・ご用件)をお残し下さい。
翌営業日までに当院より折り返しご連絡いたします。

訪問可能エリア

おかだ鍼灸整骨院
〒665-0867
兵庫県宝塚市売布東の町11-5より16km以内