このようなお悩みはありませんか?
  1. 転びやすくなった
  2. 安静時に手足が小刻みに震える
  3. 筋肉がこわばる
  4. 動きが鈍くなった
  5. 身体のバランスがとりにくい

パーキンソン病とは

パーキンソン病は運動機能やホルモン調節、快の感情・意欲・学習能力に影響するドーパミンの分泌量が減少し発症する進行性の神経の病気で、40歳代後半から50歳代での発症が多い傾向にあります。

治療法が確立されておらず「発症後10年で寝たきりになる」と言われ厚生労働省が難病指定する特定疾患ですが、医薬品開発のおかげで10年で寝たきりなることは回避できますし寿命に直接影響することもありません

パーキンソン病の症状にリハビリとマッサージが効果的

手が震える女性

ドーパミンの分泌量が減少するパーキンソン病の症状として運動機能の低下が挙げられ、パーキンソン病で運動機能が低下すると

  • 動作が全体的に遅くなる
  • 体が硬く動きがぎこちなくなり運動量が減る
  • 小刻みに前傾姿勢で歩く
  • バランスを崩しやすい
  • 手足が細かく震える
  • 表情が乏しくなる

などの症状が現れます。

また運動機能の低下で筋肉や関節の動きが悪くなり、「動けない」や「動かし難い」などの理由で身体を動かさないと筋肉が細くなる筋萎縮や関節の動きが悪くなる関節拘縮に繋がる悪循環に陥るリスクを高めます。

日常生活に支障をきたす前に悪循環から脱することが重要で、介護施設の専門的なリハビリや鍼灸整骨院で施術するマッサージや運動療法などは症状を緩和し悪循環から脱するのに高い効果が期待できます

パーキンソン病の進行を抑える効果のあるリハビリは自宅でも行える

パーキンソン病患者は筋肉や関節が動かし難くなり運動不足になる傾向が強く、運動不足が症状の進行を推し進める悪循環に陥ることは既に紹介したとおりです。

しかし効果は理解していても医療機関の理学療法士や鍼灸整体院の鍼灸師や柔道整体師の指導を受けて行うリハビリをおっくうに感じ抵抗感を持つ方が少なくないのも事実です。

リハビリは継続することに大きな意味があります

日常生活のなかにリハビリを取りいれ、気楽にリハビリを行うことで大きな効果を得ることも期待できます。またリハビリをサボってしまっても落ち込む必要は全くありません。

  1. トイレまで自力で歩いて行った
  2. 好きな音楽を聴きながら歌った
  3. 友人や知人との会話を楽しんだ
  4. 外出して近所を散策した

などのちょっとしたことを積極的に行うことにこそ、大きなリハビリ効果が期待できると捉えてください。

出不精な男性はリタイヤ後に自宅に引きこもりがちになると言われていますが近所の散策などの楽しみを見出すことで、パーキンソン病の進行を抑えられる簡単なリハビリを行えることを忘れないでくださいね。

スタッフ写真

自宅でできるおすすめのパーキンソン病のリハビリメニュー

パーキンソン病のリハビリは継続することに大きな意味があることは既にふれたとおりですが、ちょっとした健康法でもリハビリメニューとしての効果が期待できるものも存在するので、まずリハビリ効果が期待できる健康法を紹介します。

呼吸法の改善

無意識に行っている呼吸に着目するだけで現在の体の状態を知ることができるので、呼吸法の改善は意外と効果的な健康法の1つとしておすすめできます。

前かがみの姿勢ではどうしても呼吸が浅くなるので、顎を引き背筋を伸ばした状態で深呼吸をして下さい。この時に十分な深い呼吸ができていないと感じる方は体が硬くなっていますので、ゆっくり前後に体を振りながら静かで深い呼吸に挑戦してください。

大きな声で歌を歌うのが健康に良いと言われるのは歌を歌っているときの呼吸は無意識に深くなるのが理由ですので、歌を歌うのは楽しく実践できる健康法としておすすめです。

食事に気を付けることでリハビリ効果が期待できる

年齢を重ねると咀嚼力や唾液の分泌量が低下し食べ物を飲み込み難くなる「嚥下障害」が発生しますが、パーキンソン病患者は特に嚥下障害が強く現れる傾向にあり誤嚥で肺炎を発症すると寝たきりの原因となります。

自力でしっかりと食事を摂る行為は生命活動の基礎であり非常に重要なポイントだと言えるので、誤嚥しないよう調理法を工夫して自力でしっかり食事を摂ることをおすすめします。

固い食材は食べ難いので柔らかくなるまで十分に煮込むなどの工夫が必要ですが、細かく食材を刻みすぎると口のなかで食材をまとめにくくなり食べ難くなるので要注意です。

嚥下障害はむせやすくなるので液体状のものが苦手になりますが、とろみをつけるとむせずに飲み込めるので適度なとろみをつければスープやみそ汁でも楽しめます。

適度な運動量で社会性を保つ効果もある外出はおすすめ

自宅に引き籠ると運動不足に陥りますし、社会性を失いがちになります。外出は「身だしなみに気を付ける」や「社会との接点を実感できる」などの社会性が刺激される上、気分転換や適度な運動が行えパーキンソン病の進行を抑える効果があると考えられます。

ただし、着替えや歩行中の転倒には十分気を付けるべきですし、着脱しやすいスナップボタン・ファスナー・マジックテープなどを使用した衣服を着用することも重要です。お気に入りの衣服を着脱しやすくリメイクするのも「お洒落ごころ」を刺激するので、外出のモチベーションを高める効果が期待できますね。

運動量の多い掃除は格好のリハビリメニューとなる

掃除を運動量が多い肉体労働と捉えず生活環境を整えられるエクササイズとして捉えると、掃除を効果的なリハビリメニューとして活用することができます。

しかし体が動かし難くなっているのも事実ですので、無理なく行える動作と少し無理がある動作を確認しながら掃除を楽しんでみるのもおすすめです。

トイレや入浴、就寝時に気を付けたいことは?

もよおしてからトイレに向かうと、どうしても焦ってしまうので軽い尿意や便意を感じればトイレに向かうことをおすすめします。また入浴は高いリラックス効果を得られる反面、温度差での体調不良や転倒などのリスクが潜んでいますので脱衣場の温度管理や転倒防止措置などが必要です。

温度差や転倒リスクはトイレにも潜んでいますので、トイレ・脱衣場・浴室の温度管理や転倒防止措置は重要なポイントだと言えますね。

寝室には就寝・起床時の転倒防止のため、布団よりベッドの利用をおすすめします。また入浴後の体が暖まっている間にストレッチを行うと、負担の少ないリハビリ運動ができますので効果的です。

自宅でできる簡単なストレッチなどの運動メニュー

ストレッチしている車いすの女性

運動量減少と比例して基礎体力や筋力の低下が進み運動機能が失われていくので、積極的に体を動かす習慣はパーキンソン病の効果的なリハビリに繋がります。

顔の筋肉や首のストレッチ運動

顔の筋肉や首のストレッチ運動で嚥下障害の進行を抑えることが期待できるので、歯磨きの際に鏡を見ながら次のストレッチを行ってください。

  • 深く息を吸いながら口を大きく開けたあと、口をすぼめて深く息を吐く
  • 頬を思い切り膨らませたり顔をしかめたりする
  • 思い切り舌を出したあと唇の周りをなめる
  • 頭をゆっくり前後左右に倒す
  • イヤイヤをするように顔をゆっくり左右に振る

肩や腕のストレッチと筋肉運動

体を動かす機会が減ると筋肉や関節が硬化しイメージどおりに体を動かすことが困難になりますので、腕の運動領域を無理に広げるのではなく「どこまでなら無理なく動かせるのか?」を確認しながらゆっくりストレッチを行うのがポイントです。

  • 体の前後で両手を握りしめた状態で上下に振る
  • 体の前で手を合わせ手首を左右に倒したり、上下左右に上げ下げする
  • 肩の高さに両手を伸ばし手を握ったり開いたりする

上半身のストレッチと筋肉運動

椅子からの起立・着席運動は足腰の筋肉の刺激になりますので、効果的なリハビリ運動として活用することができます。但し低すぎる椅子から立ち上がるのは大きな力を必要とするので、無理なく立ち上がれる高さの椅子を利用し転倒しないようテーブルなどを掴んで運動します。

着席状態で頭の後ろで両手を組み

  • ゆっくり左右に体をひねる
  • 背筋を伸ばしゆっくり体を前後に倒す

ことで効果的なストレッチと筋肉運動を行えます。

全身のストレッチ運動

しなやかな動きは全身の柔軟性から生まれますので柔軟性を失わないよう全身のストレッチを習慣付けることでパーキンソン病の症状進行を抑えることができると考えられています。

  • 足を真っすぐ伸ばし前屈をゆっくり繰り返す
  • 両足を肩幅に開き背筋を伸ばしゆっくり上体を左右にひねる
  • 壁にかかと・肩・尻・背中を密着させ背筋を伸ばす
  • 壁から少し離れた場所から背筋を伸ばし両手を壁につき弓なりになるよう背中を伸ばす

筋力と体力をつける運動

少し負担が大きな運動となるので無理をせず、少しずつ筋力と体力を取り戻せるように毎日繰り返すことが重要な運動です。

仰向け寝の状態で

  • 両足を上げ自転車こぎ
  • 腹筋運動
  • 膝を立て尻を持ち上げる
  • うつ伏せ寝の状態でゆっくり伏臥逸らしを繰り返す

パーキンソン病の進行を抑える鍼灸マッサージ

パーキンソン病の症状には筋肉硬化やバランスを崩しやすくなるなど以外に、

  • 自律神経失調
  • 姿勢の崩れで生じるコリ・痛み・痺れ

などが発症することが珍しくありません。

筋肉硬化や自律神経失調、体のコリ・痛み・痺れには鍼灸整骨院の鍼灸治療やマッサージの施術が効果的であることは知られていますが、鍼灸整骨院に足を運ぶのがおっくうで抵抗がある方も少なくないのではないかと考えられています。

おかだ鍼灸整骨院は「宝塚・川西・伊丹・尼崎・西宮」のエリアへの訪問施術を行っていますので、ご連絡頂ければおかだ鍼灸整骨院から鍼灸師・柔道整体師の国家資格を持つ専門家がご自宅まで伺って鍼灸治療やマッサージなどの手技療法を施術します。

「宝塚・川西・伊丹・尼崎・西宮」のエリアにお住まいでパーキンソン病の症状にお悩みの患者様やそのご家族の方は、ぜひ一度おかだ鍼灸整骨院にご相談ください

おかだ鍼灸整骨院の外観写真
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