関節拘縮の訪問鍼灸・マッサージ/宝塚市訪問専門『おかだ鍼灸整骨院』

2018年09月17日

動くことが困難でも大丈夫!

関節拘縮とは

お一人お一人にあった施術
骨折の治療などで固定された関節を治療完了後に動かそうとすると、鋭い痛みを感じます。この傷みは長期間関節の動きが制限されたことで関節が硬化し、関節拘縮を起こすことによって引き起こされます。

関節は骨・軟骨・靭帯などのほか血管や筋肉、神経組織などで構成されています。怪我や病気などで運動機能が低下し通常よりも関節可動範囲が狭くなることで、関節拘宿が発症します。

一般的に関節拘縮は後天的因子で発症するイメージを持つ方が少なくないかも知れませんが、先天性内反足や多発関節拘縮症など先天性の関節拘縮も存在します。後天性の関節拘縮は次に挙げる5つに分類されます。

・皮膚性拘縮:火傷などの外傷で伸縮性を失った皮膚が原因となるもの
・結合組織性拘縮:関節を構成する軟部組織の変性・異形成・物理的障害・損傷が原因となるもの
・筋性拘縮:怪我や病気などで硬化した筋肉が原因となるもの
・神経性拘縮:脳脊髄損傷などで引き起こされる麻痺が原因となるもの
・関節性拘縮:変形性関節症や関節炎などの影響で関節を構成する繊維性組織が原因となるもの

上記の5つの因子で関節拘縮が引き起こされます。次項で具体的な関節拘縮の症状や注意点を確認します。

関節拘縮の症状と注意する点

骨折や脱臼、捻挫などの受傷後患部の変形や関節の動きが悪くなるケースは、残念ながら数多く存在します。また火傷の後遺症としてケロイドで引きつった関節が伸びなくなると言うケースも存在します。

上記の症状は関節拘縮なのですが「日常生活を送るのに支障がない程度の後遺症」として放置されてきた傾向があります。しかし患部に変形や関節可動時に痛みを感じるという関節拘縮の症状を抱えての生活は決して快適なものだとは言い難いため、しかるべき処置とリハビリを行うべきだと言えます。

また麻痺がある場合などには手を握り締め、肘から先を強く体に引き付けた状態で発生する関節拘縮が多く見られます。握り締めた手のなかで爪が掌に食い込んでいるケースや掌に褥瘡(じょくそう)が発生するケースも見られ看過できるものではありません。

さらに関節に痛みを感じる関節拘縮の症状によりADL(日常生活動作)が著しく制限され、運動機能が低下することで体力の低下や認知症の発症・症状の進行の引き金となる可能性も存在します。

関節拘縮のリハビリ

関節拘縮によって硬化した関節は、リハビリで症状の緩和を行うことが期待できます。火傷などの外傷で皮膚が伸縮性を失い発症する皮膚性拘縮の場合でも、関節の牽引と固定相具の着用を繰りかえすことで症状の改善を行えます。

また麻痺部の関節拘縮も現在の関節の可動域を確認しながら可動域の限界までゆっくりと動かし、限界に到達したところで少し負荷をかけ可動域の拡張を行うリハビリを1日2回行うことで、症状の改善が図れます。

しかし闇雲に関節の可動域を広げようとしても、効果が上がらないばかりか関節に負担をかける無理な動きは関節にダメージを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。医師や理学療法士などの専門家の指導を受けながら行います。

関節の稼働域をどこまで取り戻すかの目標をたてて行うと、リハビリから達成感を得ることができます。体を動かさなくなると関節拘縮が悪化しますから、無理のない目標をクリアしながらリハビリを毎日行うことが必要だと言えるでしょう。

リハビリを行う際は関節を構成する筋肉や軟骨、靭帯などを温めて柔らくした状態で行うと柔軟性を確保しやすく痛みも少ないので効果的です。

関節拘縮の鍼灸マッサージ

関節拘縮のリハビリは、硬化した関節や筋肉に柔軟性を取り戻すことを目標として行われます。リハビリを行う上で大きな障壁となるのが、リハビリの際に患部に発生する痛みです。

関節拘縮の症状を緩和するためのリハビリの成功のカギは「患部のペインコントロールをどうするか?」という問題をいかにして解決するかだと言えるでしょう。患部を温めてからリハビリを行うのが効果的だということは既に紹介しましたが、鍼灸院で施術される鍼灸治療やマッサージも関節拘縮のリハビリ効率を向上させることができると考えられています。

鍼灸治療は血行促進効果や神経を刺激することで沈痛効果を導くことが可能だと考えられています。またマッサージは硬化した関節や筋肉に柔軟性を取り戻す効果が大きく期待できます。

麻痺のある関節拘縮の場合、関節や筋肉の柔軟性を取り戻すリハビリと共に麻痺によって失われた感覚を取り戻すリハビリも行います。鍼灸治療で患部や麻痺した神経に刺激を与えることでリハビリ効率を飛躍的に向上させたという報告もあり、リハビリと鍼灸治療の併用は医学界でも大きな注目を集めています。

西洋医学と東洋医学の併用は世界保健機構(WHO)でも推奨されている方法ですので、関節拘縮のリハビリをサポートする鍼灸院の鍼灸治療やマッサージは今後欠かすことができない存在になると考えられています。

おかだ鍼灸整骨院では積極的に関節拘縮に対する鍼灸治療を行っています。宝塚・川西・伊丹エリアなら関節拘縮ケアのエキスパートが自宅や施設への訪問治療を提供し鍼灸治療を行います。

おかだ整灸接骨院
住所:兵庫県宝塚市売布東の町11-5
電話:0797(20)6756
受付時間:09:00〜12:00(月〜土)、15:00〜22:00(月〜水・金・土)
休診日:木曜日の午後と日曜日
アクセス:阪急宝塚線(売布神社駅下車、徒歩約5分)・阪急宝塚線(中山観音駅下車、徒歩約8分)・JR福知山線(中山駅下車、徒歩約11分)
公式サイト:http://okada-homon.com/

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