関節リウマチの訪問鍼灸・マッサージ/宝塚市訪問専門『おかだ鍼灸整骨院』

2018年09月5日

関節リウマチとは

関節リウマチは関節の骨や軟骨が破壊され関節を覆う滑膜(かつまく)が炎症を起こすことで、患部に腫れや激しい痛みを伴います。通常細菌やウィルスが体内に侵入した際に免疫効果を発揮するはずの機能に異常が発生し、本来攻撃対象ではない自分の細胞や組織を攻撃することで発生する自己免疫疾患と考えられています。

関節リウマチは手足の関節で発生するケースが多く、左右の関節で同時に発生し関節を動かしていない状態でも痛みを感じるのが特徴です。また関節の炎症が肺や血管など全身に転移するケースもあり発熱や倦怠感、食欲減退などの症状を引き起こします。

国内には推定100万人前後のリウマチ患者が存在し、年間約15,000人が新たに関節リウマチを発症していると言われています。30代〜50代に発症するケースが多く認められ、男性と比較すると女性の発症率は4〜5倍にも及ぶと考えられています。

関節リウマチの症状と注意する点

関節リウマチの症状には関節に発生する症状と、関節以外で発生する症状の2つの症状があります。

・関節に発生する関節リウマチの症状とは
起床後の関節周辺のこわばりや、関節が熱を持ち動かすと痛みを感じる関節炎は稀に患部が赤く腫れるケースもあります。関節炎は一般的に「水がたまる」と呼ばれる 関節水腫 ( かんせつすいしゅ )や、関節の動きを滑らかにするための滑液がたまって痛む滑液包炎 ( かつえきほうえん )を引き起こすケースもあります。

・関節以外で発生する関節リウマチの症状とは
関節リウマチが影響を及ぼすのは関節だけではなく心臓や肺、腎臓などの臓器にも影響を及ぼすケースがあり、悪性関節リウマチと呼ばれます。心臓に影響すると心筋梗塞や心不全、肺であれば間質性肺炎 (かんしつせいはいえん) や肺線維症、胸膜炎 (きょうまくえん)
などの原因となる可能性があります。

これらの症状は比較的太めの血管が炎症を起こすことで引き起こされると考えられ、手足の細い血管が炎症を起こした場合は皮膚潰瘍や神経炎などの原因となるケースも確認されています。

関節リウマチの初期症状として、ペンや箸の使用時やボタンの掛け外しなどの細かい作業を行うことが困難となったり、違和感を感じるというケースが多くみられます。指先の動きに違和感を感じた時には医療機関での診察を受けることをおすすめします。

関節リウマチのリハビリ

関節リウマチのリハビリは痛みの程度や発症している炎症などの症状の程度によって関節を保護しながら行われる保護的リハビリと、関節の運動や筋力増強を目的に行われる積極的リハビリの2つのパターンに分かれます。

関節リウマチの症状が強く出ている炎症活動期には鎮痛と関節の変形予防の処置を行います。安静治療が行われるため症状がでていない部位の関節や筋力の運動機能が低下することを予防するために行われるのが、保護的リハビリです。

症状がでている関節も動かさないままでいると筋力が低下してしまうので、痛みが生じないように関節を固定する装具を装着した状態で、曲げ伸ばしを行う筋肉に力を入れる運動を行います。

関節リュウマチの症状が緩和されている炎症非活動期には、筋力と関節の可動範囲を取り戻す目的の積極的リハビリを行います。関節が破壊され関節の動きに支障がある場合は、関節稼働域訓練を行います。

また関節の動きと筋力を向上する目的でプログラムされたリウマチ体操や、プール内での運動は関節リュウマチの積極的リハビリとして知られています。すぐに実践できる簡単なリウマチ体操を紹介します。

●首や肩のリウマチ体操
・頭を前後左右にゆっくり倒す
・左右にゆっくり大きく頭を振る
・頭をゆっくり左右に回転させる
・肩を上下させる
・胸をすぼめたり張ったりして肩を前後に動かす
・前後に肩を回す

●手のリウマチ体操
・手を握り締めパッと開く
・手を開き指先の閉じ開き
・OKサインをつくり親指に付ける指を中指、薬指、小指と交代する
・スポンジなどをゆっくり握り開く
・小さい前倣えの状態で手首を内外に振る
・手の甲を上に両手を伸ばし上下に手首を反らす

●足のリウマチ体操
・イスに座り足を交互に前に蹴りだす
・イスに座り交互に両膝を持ち上げる
・イスの背などを掴み交互に足を横に上げ降ろす
・かかとを軸につま先を持ち上げ足の指を開く
・うつ伏せや足を投げ出して座った状態で足を真直ぐ伸ばしバタ足をする

関節リウマチの鍼灸マッサージ

関節リウマチは現代医学では完治させることができない病気ですので、発症してしまうと長い期間を関節リウマチと対峙しながら暮らすことになります。自己免疫疾患である関節リウマチの疑いを感じた際には医師による診察を受け、投薬などの治療が必要となります。

関節リウマチの症状である痛みは、日常生活に支障をきたすほど激しいものですから、鍼灸院で行う鍼灸治療によって痛みを取り除くことは医療機関で行われる関節リウマチの治療やリハビリの効率を向上させると考えられています。

また鍼灸治療には関節リウマチの痛みの伝達を遮断する沈痛効果以外にも、血液などの循環を促進することで高い運動機能回復効果が望めます。2003年の第52回全日本鍼灸学会学術大会では沈痛以外の移動や歩行機能・上肢及び手機能などの関節リウマチの影響を受け低下する機能の回復が薬物療法のみよりも鍼灸治療との併用を行うことで大きく改善されたとの報告が発表されています。

おかだ鍼灸整骨院では積極的に関節リウマチに対する鍼灸治療を行っています。宝塚・川西・伊丹エリアなら関節リウマチケアのエキスパートが自宅や施設への訪問治療を提供し鍼灸治療を行います。

おかだ鍼灸整骨院
住所:兵庫県宝塚市売布東の町11-5
電話:0797(20)6756
受付時間:09:00〜12:00(月〜土)、15:00〜22:00(月〜水・金・土)
休診日:木曜日の午後と日曜日
アクセス:阪急宝塚線(売布神社駅下車、徒歩約5分)・阪急宝塚線(中山観音駅下車、徒歩約8分)・JR福知山線(中山駅下車、徒歩約11分)
公式サイト:http://okada-homon.com/

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